シワ予防のサプリ、と言われれば、きっと、誰もが「コラーゲン」のサプリメントを思い浮かべますよね。
コラーゲンには、細胞と細胞をギュッと結びつける力がありますので、隙間だらけの細胞がギュッと結びつき、その結果、保水力も高まりますので、シワ予防に効果的なのは間違いのない事でございます。
しかし、どんなにコラーゲンを飲んでも、その効果を発揮できない、という方もいらっしゃいます。
せっかくサプリメントを飲むのであれば、効果を発揮できないと、意味がないですよね。
コラーゲンサプリで、効果を感じた事ないし~。と思われる方は、ある栄養をプラスするのがお勧めです。
●コラーゲンだけで効果を発揮できない理由
まずは、この画像を見てください。
よく使われる画像なので、見たことのある方が、多いのではないでしょうか。
肌は『表皮』『真皮』『皮下組織』という3つの層から成り立つわけですが、
そのうち、コラーゲンが多く存在するのは、「真皮」の部分です。
コラーゲンサプリを飲むのであれば、この「真皮」にコラーゲンを届けなければなりません。
コラーゲンを運んでくるのは、血液です。
なので、血液がどろどろしていたり、血管が弱っていると、「真皮」まで、コラーゲンがなかなか届かない、ということになります。
ですから、コラーゲンサプリを活かしたいなら、血液がサラサラ、血管も丈夫、である事が大前提となります。
それから、真皮は、「基底細胞層」という、表皮の1番下の部分にある層で、表皮細胞を作る働きも担います。
ところが、「基底細胞層」には、紫外線による「メラノサイト」も存在します。
メラノサイトが多い肌は、表皮細胞を作っても、ごわごわした肌を作り出してしまいます。
真皮で、どんなにコラーゲンを蓄えたところで、新しくできてくる表皮が、ごわごわしていては、当然、美肌にはなれないわけですね。
だから、「基底細胞層」にある「メラノサイト」をやっつけながら、コラーゲンを摂取する。これこそが、美肌を作り出すポイントになるわけです。
つまり、コラーゲンだけで効果を発揮できない人、というのは、
■血液が汚れている
■血管が弱っている
■基底細胞層にメラノサイトが多い
のいずれかに該当する可能性が高いのです。
血液が汚れていると、冷え症や生理痛、慢性的な頭痛などの症状もあり、
血管が弱っていると、肌のくすみの原因にもなり、
メラノサイトが多いと、シミの原因になります。
コラーゲンを活かせる肌になる、という事は、シワだけでなく、これらの症状の改善にもお勧めです。
●血液にも血管にもメラノサイトにも有効な栄養素とは?
血液を汚し、血管を弱める原因になるのは、血中の活性酸素です。
この活性酸素をやっつける栄養素を、「抗酸化栄養素」と言います。
そして、メラノサイトをやっつけるのも、「抗酸化栄養素」です。
だから、コラーゲンだけで効果を感じられない方は、抗酸化栄養素も一緒に摂取するのが、お勧めです。
ちなみに、ポリフェノールという言葉もよく聞くかと思うのですが、ポリフェノールというのは、抗酸化栄養素の総称を指します。
ところが、ポリフェノールというのは、そのままでは、なかなか吸収・活性されないのが、難点です。
ポリフェノールが多いという事で有名なのは、緑茶やベリー類ですが、そのまま食しても、ほとんど吸収されませんので、抗酸化栄養素は、サプリメントで摂取するのがお勧めです。
●抗酸化栄養素の種類
抗酸化栄養素には、主に2つの種類があります。
1つは、水溶性の抗酸化栄養素。
もう1つは、脂溶性の抗酸化栄養素です。
水溶性の抗酸化栄養素の代表格は、ビタミンC。果物などに多く含まれているポリフェノールも、ほとんどが水溶性のポリフェノールです。
(ピクノジェノール、フラバンジェノールなどなど)
脂溶性の抗酸化栄養素の代表格は、ビタミンE。そのほか、ユビキノール、コエンザイムQ10などが、脂溶性の抗酸化栄養素になります。
一般的には、水溶性の抗酸化栄養素で十分なのですが、肌のくすみが強い、シミが多い、透明感がない、という方は、脂溶性の抗酸化栄養素もプラスするのがお勧めです。
コラーゲンのパワーを体感した事のない方は、ぜひ、抗酸化栄養素を組み合わせて、有効に活用していただければと思います。
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