「栄養機能食品」は、「国が定めた栄養素」の含有量を保証する、という制度です。
日本のサプリメントは、「成分表の量を超えない」という基準でサプリメントが販売されています。
つまり、ビタミンC1,000mgと書いてあっても、実は、30mgしか入っていません。これは、合法な商品。逆に、1,100mg入っていました。これは、違法な商品、という扱いです。
でも、消費者目線で考えたら、1,000mgと書いてあるのに、30mgしか入っていない。こっちのほうが、だまされた!って感じますよね。
そこで、ようやく、「栄養素の量を保証する」という制度ができたわけです。
1,000mgと書いてあったら、1,000mg入っている。当たり前のことのようで、ようやくできた制度なんですね。日本のサプリメントはレベルが低いとよく言われますが、でも、これは画期的な制度と言えます。
ただし、大きな問題点が1つ。
それは、チェックする機関がない。という事。
メーカーが、己の判断で、勝手に記載して良いんですね。
さて、これを悪用するメーカーが、はたしていないものなのか。。。
ま、いるでしょうね。いつか、摘発されるでしょうね。大手メーカーも摘発されたりして。
そういう摘発とか、問題が発覚して、それでようやくチェック機関ができたりなんだりして、正常に機能していくことになるのでしょう。
制度としては良い制度だと思うので、ぜひ、「正常に機能」してほしいところです。
詳しくは、「サプリメントの新時代-法律による分類」に記載しておりますので、良かったらお読みくださいませ。
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